ピラミッド「ピラミッド」ビデオアーツ・ミュージック(VACM-1268)Japan - 2005   
              

神保彰(ds),鳥山雄二(g),和泉宏隆(p,key),
鳥越啓介(b),有坂美香(voice),Aki(vo)

○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

J-Fusion界で大活躍の神保、鳥山、和泉の3人が高校の同窓生で、学生時代からの知り合いだなんて驚きました。
よく今までこのような形で組まなかったものだとも思いましたが、満を持しただけあってなかなか素敵な作品です。

まず、カバー曲にラムゼイ・ルイスの"Sun Goodess"、ジョージ・ベンソンも演奏している"Affirmation"、定番の"Feel Like Makin' Love"がなかなか素敵な演奏です。
このカバー曲は説明の必要もないほどのFusionの名曲ではありますが、彼らがこの曲を選んだ理由なんかは興味深いところです。
原曲の雰囲気を崩すことなく、なにかこの3人ならではの魅力を含んだ演奏なので好感が持てます。

オリジナル曲の方もさすがにJ-Fusionのトップ・ミュージシャンだけあって、こちらはまさに現代Fusionの先端をいく仕上がりになっています。
和泉3曲、鳥山3曲、神保1曲で、それぞれ持ち味が出た作風になってますね。
和泉の曲はリリカルで、またダンサンブルでもありますね。
鳥山の曲は都会的でブルージーなギターがたまらないです。
神保の曲は踊りだしたなるというか、それでいて爽やかです。

それと最近、日曜日23:00「J-Wave Midnight Box Body and Soul」をよく聞いていて、パーソナリティの鳥山雄二には少し愛着があるのですが、そのテーマ曲が収録されてます。
ただ、このテーマ曲は現在のものとは違います。今度新しくなるのでしょうか?
なので、今後の同番組が楽しみになりました。

このメンツがメンツだけに、もしかして思い切りヘヴィーな作品になるかとも予測もしたのですが、むしろ余計な肩の力が抜けた、とても気持ちの良い作品になっているのには好感が持てました。

# 夏の爽やかな風を思い起こす、心地良いサウンドですね。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay