Robert Baglione「Positive Charge」Mechanics 'N Music(-) 2003 - U.S.A.
Robert Baglione(guitar,synth), James Cammack(bass), Carl Coan(sax), Tom Hipskind(drums), Leandro Lopez Varady(kb), Kirk Covington(drums), Bill Dickens(bass), YL Douglas Jr. (drums), Victor Wooten(bass), Joseph Wooten(kb)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

シカゴをベースとするスタジオ系ギタリストのリーダー作。
初めて聞く名前なのだが、プロフィールを見る限りかなりキャリアの長い人のようだ。

1曲目からホールズワースを連想させるようなギター・シンセでテーマを奏で、ソロではディストーションのかかった音色でアウトした高速ソロを炸裂させている。
その後もトリッキーでテクニカルなテーマの曲が続き、ロック風、ファンク風、ジャズ風と味付けがされながらもフュージョンの王道をはずさない音作りがされている。

ヴィクター・ウッテン(4曲参加)やカーク・コヴィントン(1曲参加)をゲストに迎えたリズム陣もタイトで小気味よいし、それ以外のメンバーをレベルの高い演奏を繰り広げている。

典型的なハード・コアのギター・フュージョン・サウンドでTone Center系のギター・フュージョン好きなら間違いなく楽しめるアルバムだろう。

入手性は若干悪いが本人のウェブ・サイト及びCD Babyで手に入る。 (橋 雅人)

Robert Baglione Web Site

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay