Earl Klugh「Naked Guitar」KOCH records(KOC-CD-9949)2005 - U.S.A.  
              

Earl Klugh(g)

○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

アール・クルーの新作は、ソロ・ギター作品で、1989年「Solo Guitar」の続編的内容になっています。
演奏曲はJazzスタンダードが中心で、他にBestles「抱きしめたい」、自身のオリジナル1曲が含まれます。
Jazzスタンダードの方は「夜は千の眼を持つ」「不思議な国のアリス」「ムーンリバー」「オール・ザ・シングス・ユー・アー」など有名曲が続きます。

いつものポップなクルーとは一味違い、ソロ・ギターならではの音の慈しみを感じる作品ですね。
それもどの演奏もぐっと渋く、落ち着きを感じます。
そしてソロならではの音の広がりが素晴らしく、iTuneやヘッドフォンも良いのですが、できればステレオの両方のスピーカーで聞くと、「クラシック・ギターは小さなオーケストラ」を体感できます。
オーディオ的にもなかなか良い音に思います。

それとクルーの曲は、なんとデビュー・アルバムに納められているアンジェリーナ・・・この曲のソロ・ギター・バージョンがなかなか素晴らしいです。
また、ムーンリバー、フー・キャン・アイ・ターン・トゥが、ぐっと来てしまいます。

なにか、過ぎ行く夏から秋にかけて聞き込みたくなるような作品ですね。

# 1音1音が胸に迫る、とても素敵なアルバムだと思います。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay