Adam Holzman & Brave New World「Neon Beef Thermometer:Live In New York」(--) 2002 - U.S.A.
Adam Holzman(kb), Aaron Heick(sax), Freddy Cash(bass), Alan Burroughs(guitar), Brian Dunne(drums),Mitch Stein(g)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

アダム・ホルツマン率いるブレイブ・ニュー・ワールドのライブ・シリーズの3作目にあたる作品で本拠地ニューヨークのライブ・ハウスでの2002年の録音。

このバンドのコアなジャズ・ロック・ファンク系のサウンドは変らないが、小さなライブハウスでの演奏ということもあってか、先に紹介したヨーロッパのライブよりも、リラックスしてルースながらも自然発生的なノリが生み出すグルーヴがアルバムを通して流れている。アダム本人もこのアルバムが一番のお気に入りとのこと。
ギタリストが替ったためか、ギターソロ部分ではかなりロック色の強い演奏になっている。

このアルバムの録音はおそらくは客席に立てられたと思われるワン・ポイント・マイクでの収録でオーディオ的には決してハイファイではないが、ライブ・ハウスの臨場感がそのまま伝わってくるようなサウンドになっている。
驚いたのは1曲だけだがマイクに何かがあたったようなノイズが数箇所カットされずにそのまま収録されていること。ブートレグでもカットされてしまいそうなひどいノイズなのだが、演奏があまりによくてカットしたくなかったので、そのまま収録したのだと言う。まさにオフィシャルブートレグというようなアルバムだ。

このライブ・シリーズは自主制作盤で今のところ アダム・ホルツマン本人のサイト経由でしか手に入らない。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay