向井滋春(tb) 植松孝夫(ts)元岡一英(key) 橋本信二(g) 吉澤良治朗(drs) 横山達治(per) 吉田和雄(per) 三島一洋(per) ベラ・マリア(vo) 大貫妙子(vo) 山木秀夫(drs)
70年代後半、邦楽Fusionがキラキラ輝きをみせようとしている時期です。まぁ、この時代はFusionそのものが今までにないサウンドだったので邦楽だけでなく和洋問わず出てくる音はみな新鮮でキラキラと輝いていました。こういった時期にこの作品は出ました。(ちなみに1/26に「SO&SO」(アストラッド・ジルベルト参加)も出るようですが(こちらはCD化されてます)) この作品は「SO&SO]のようにブラジルのサンバを取り入れて、大らかなトロンボーンの音色とサンバのリズムのマッチングが的を得ております。 これを聴いて学生バンドのトロンボーン奏者は向井滋春風のブラジリアンミュージックをこの当時盛んにやっていましたねぇ。 ブラジルサウンドが印象的なんですが、二曲目は70年代のFUSIONの典型というべき「ダッ・ダ・ダン」というリズムが聴けてノスタルチックな面を感じます。 懐かしいと言えばエレピの音やフェイザーをかけたギターのカッティングも時代を感じさせるものがあり、この時代のサウンドに飢えている人には絶好のサウンドでしょう。 ☆次は、「Pleasure」の復活を祈ります(アスワン)
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