Jeff Lorber「Flipside」Narada Jazz(072438-60400-2-2)2005 - U.S.A.  
Jeff Lorber(key Nelson Jackson(syn b) John Roberts(drs) Lenny Castro(per) Paul Jackson jr(g) Vitor Laerence(cello) etc.
 
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●スムース系
 ジェフローバーの作品に相応しくない海辺の風景のジャケット。だからといってLA系のサウンドではなく最近の彼の延長というべくスムース系サウンドです。
ド派手な打ち込みは影を潜め、キーボード主体のお洒落なサウンドと言ったとこでしょうか。海岸のジャケットに相応しいラテンっぽいサウンドもあります。
このラテンサウンドがこのアルバムの特徴なんでしょうねぇ。でもジェフ・ローバーのラテンは普通のラテンとは味付けが異なってます。
昔のジェフローバーフュージョンの頃のようにリズムをダダッと細かく入れそれをアクセントにしているので、彼らしいアレンジでしょう。
海岸で遊んでいるという雰囲気ではなく、眩しい日差しを避けて海辺のホテルのテラスから冷たいものを飲んで海を見ているような雰囲気ですね。

 面白いのが大昔に「Water Sign」でやっていた「Tune88」を再演しています。
楽器はエレピとベースとコンガという編成でシンプルな構成です。
この曲を聴くと昔の彼の作品は凄く個性溢れる作品だったことがよく分りません。毒々しい程の彼の個性を感じます。
最近の彼にはそういう毒々しい個性が少なくなったのが残念です。

☆「Tune88」が聴けたので○とします(アスワン)

   
Slow               Speedy
Light             Heavy
Mellow             Hard
Lyrical             Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative             Progresseve/Tricky
Ensemble               Interplay
3/5/2005 渋谷タワーレコード