Berkana「Berkana」Private Label(--) 2005 - U.S.A.
Nat Janoff(e.guitar), Rave Tesar(kb, left hand bass), Ray LeVier'(drums)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

先月リーダーアルバムを紹介したギタリストのナット・ジェイノフを中心としたトリオの最新盤。

リーダー・アルバムを聞いたときも感じたことだが、いろいろな面をもった器用なギタリストで、ある時はスコヘンのようにアウトしてハードに弾きまくったかと思うと、別の曲ではノーマン・ブラウンあたりを連想させるような滑らかで小気味よい弾き方をしたりもする。いずれにしてもかなり巧いというのは確かだ。
ドラマーとベースパートも同時にこなすキーボードの2人のリズム・プレイヤーの切れ味もシャープでいわゆるフュージョンっぽくもあるし、ジャム系っぽくもある新感覚サウンドだ。

へヴィーすぎずにすっきりと整理されたサウンドなのだが、軽すぎることもなく、スピード感があって個人的にはツボにはまっている。

このアルバムは彼ら自身のウェブサイト及びコアなジャズフュージョン専門のネットショップAbstract Ligixで入手できる。
全くのインディーズからのリリースで入手性はあまりよくないが十分注目に値するCDだと思う。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay