和田アキラ「Bllads3」COSMO RECORD (2017) 2004 - JAPAN  

和田アキラ(g) 森園勝敏(g) Hiromichi Tsugaki  Takeshi Shimoyama
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 バラードを和田アキラが弾くシリーズ3作目になりました。
収録は全10曲で主なものは以下です。
  • Amazing Grace
  • While My Guitar Gently Weeps
  • Third World Man
  • Cause We’ve Ended As Lovers
  • What A Wonderful World
  • 哀愁のヨーロッパ
  • Superstar
 どれをとってもバラードの名曲ばかりです。面白いのはS.ワンダーの作でジェフベックが演奏した「Cause We’ve Ended As Lovers」(邦題:悲しみの恋人達、、だっけ?)がユーロビート風のリズムに乗って演奏していた点ですね。普通なら情緒たっぷりのお涙頂戴風に弾くんですが、このリズムの組み合わせが今までになくこの曲のイメージをがらりと変えました。
直球だと思ったら変化球で三振喰らったような感じでした。
でも変化球ばかりではありません、「Supersta」では咽び泣くようなストラット特有の音色、「哀愁のヨーロッパ」では本家サンタナ張りの泣きのギターという直球を交え、予想通りの音も聴くことができます。
「Amazing Grace」では「みんなハッピーになろうよっ!!」っていう感じのギターで元気づけられます。

 PRISMでは高速バトルが中心でこのアルバムのように一音一音の響きをメインにした演奏はなかなか聴くことができません。
収録曲と和田アキラのギターの組み合わせが非常に秀でていて、期待を裏切らない作品でしょう。

”4”では是非ジェフベックの「Definitely Maybe」を取り上げて欲しいなぁ!!!!!!(アスワン)

   
Slow                 Speedy
Light               Heavy
Mellow             Hard
Lyrical               Cool
Melodious                 Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble                 Interplay
12/18/2004 新宿タワーレコード