渡辺香津美「One For All」ジェネオンエンターティンメント (GNBL-1009) 2004 - JAPAN  

渡辺香津美(g) Mike Mainieri(vib) 矢野顕子(pf) Larry Coryell(g) Mino Cinelu(drs) John Pattitucci(b)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 このDVDも時間がなく年末年始の休みにじっくり観たという次第です。(^^;
今年閉店したNYの「ボトムライン」での93年のライブです。

 構成はまず、ソロギターから始まりトリオ編成の演奏と続き、矢野顕子とのデュオ、コリエルとのデュオとバンド編成、マイニエリとのデュオとバンド編成と観客を飽きさせないゲストの入れ替わりで、一つのユニットの演奏をもっと観たいというような贅沢な構成です。
ギターも生ギターやアコースティックな音色のエレクトリックギターと使い分けごまかしようがない生に近い音で演奏してます。
Fusion黎明期より日本のFusionを支え、そして多くの海外ミュージシャンからの支持も厚いだけあって、ギターの表現力はピカ一です。
トリオになっても音が薄いということはなく、イマジネイションたっぷりの演奏を聴かせてくれます。
収録曲も以下のようにKYLYNの時代からの新旧やカヴァーを織り交ぜています。

1.Guitar Solo
2.HAVANA
3.MOROCCO
4.WATER WAYS FLOW  BACKWARD AGAIN
5.Please don't bundle me
6.LIBERTANGO
7.UNICORN
8.TOCHIKA
9.SOMEWHERE
10.AFRO BLUE
11.ONE FOR ALL
12.MILESTONES

こういうライブがDVDで出るのはいいですねぇ〜。
でもこれは、Fusion系の新人が出ないことや現役ミュージシャンに元気がなくなったことの裏返しなんでしょうか?
ともあれ2004年のベストDVDの一枚にあげたいと思います。

脳味噌錯乱級!!!!!!!買いっ!!!!!!!(アスワン)

   
Slow             Speedy
Light             Heavy
Mellow           Hard
Lyrical           Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative             Progresseve/Tricky
Ensemble               Interplay
渋谷タワーレコード