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松居慶子「Walls of Akendora」Planet Joy Records(pjcd-1018) 2004 - Japan |
松居慶子(P)松居和(尺八), Masamichi nanji(sax), Bernie Dressel(ds), Hajime Hyakkyoku(Arrange & Programming), Derek Nakamoto(Arrange & Programming),Heigo Yokouchi(Arrange & Programming), Cheep Hiroshi(Arrange & Programming)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●スムース系
世界を駆け巡るピアニスト、松居慶子の最新作です。タイトルにある「アケンドラ」とは、天空の城ラピュタのような仮想都市だとか。確かにアルバムを通して聴くと、どこか別の異空間に旅行してきたような感覚が残ります。
冒頭でいきなり激しいドラムのフィルとサックスの高音ブロウ、それにアップテンポなリズムで、「えっ? これが松居慶子?」と一瞬戸惑いましたが、すぐにピアノのメロディが始まって一安心。壮大なスケール感に美しいメロディというのは、彼女の変わらぬ個性だと思いますが、今回はまた、いつになくパワフル。
これまでに引き続き今回もアレンジャーを起用していて、特にドラムとベースがはっきり耳に入ってくる曲が増えたような気がします。プログラミングのオーケストラ・サウンドと、バンド的な音づくりの2本柱といったところでしょうか。5曲目では尺八とパイプオルガンの音が混ざり合って、風がびゅうびゅうと吹きすさぶような不思議な世界が出現。6・7・8曲目はクールでジャジーな雰囲気に、ピアノが存在感のある音色でメロディを刻み付けていきます。9・10曲目はぐいぐいと流れていくオーケストラ・サウンド。ティンパニーのロールやホルンの音色が壮大な気分を盛り上げます。
最後の2曲はここ最近のアルバムでは定番になっている、ピアノソロのセルフカヴァー。それまでのゴージャスな世界から一転、シンプル詩情ゆたかな魅力を感じます。
このアルバムにはCDのほかにDVDも入っていて、2003年春のオーチャードホールでのライヴなどの9曲、そして世界各国ツアーの模様を収録したロードムービーが収録されています。それで値段が3000円に抑えられているのですから、これは凄い!! まさに快挙といえるでしょう。この「新作CD+前年ツアーDVDの2枚組でのリリース」方式が、他のアーティストにも波及してくれたら嬉しい
ですね。(山本美芽)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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