Jazz Crusaders「Soul Axess」True Life Jazz(TLE 100152)2004 - U.S.A.  

Wayne Henderson(tb) Roy Ayers(vib) Wilton Felder(ts) Ronnie Laws(ts,ss) Everette Harp(ts) Bobby Lyle(key) Herman Jackson(key) Nathan East(b) Larry Kimpel(b) Dwight Salls(g) Jean Carne(vo) etc.
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
●R&B系 ●ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●スムース系
 クルセイダースの元メンバー、ウェイン・ヘンダースン率いるジャズ・クルセイダースの新譜です。
実はジャズ・クルセイダースの作品を買うのは初めてです。いつも試聴盤止まりでした。(^^;)
冒頭のS.ワンダーの「Overjoyed」の大らかなトロンボーンが気持ちよくて買いました。
以前のアルバムは買っていないので、前と比べてどうのこうのと言えないんですが、作品全体に感じるのは「ソウル・ミュージック」ですね。最近は「リズム・アンド・ブルース」と名前を変えて店頭表示が変わっているところもあります。これは「ソウル・ミュージック」の魂が色濃く出てますね。ボーカル作品も含まれているから余計そう感じるのかもしれませんが、j.レノンの「Imagine」をロニー・ローズのソプラノサックスとトロンボーンで奏でていますが、あたかも黒人歌手が歌うようなソウルフィーリングが伝わってきます。この曲でのソプラノサックスを聴くと現代のスムース系はやっぱソウルフィーリング抜きでは語れないなぁ〜ってシミジミ思います。ジェフ・ローバー時代からソロになりたてのケニーGが持っていた、ブラックの香り=ソウルを連想させます。
 テナーとトロンボーンのアンサンブルは昔懐かしいクルセイダースのイメージがあり、70年代のソウルの香りとともに懐かしく、そして心地よい気持ちにさせるサウンドです。

☆次作も期待できるサウンドです。(アスワン)
   
Slow       Speedy
Light   Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious   Out of melody/code
Conservative     Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay

¥2380 2/14/2004 渋谷タワー