bass 安藤豊(b)key 野村玲(key) 前澤敏之(pf) Otis L. Rucker(drs)
LA在住の日本人バンドの作品です。琴のようなシンセの音があるので、HIROSHIMA,、YUTAKAのようなサウンドを連想してしまいます。でもこのアルバムで一番ビックりしたのはバッハの「G線上のアリア」です。シンセで弾いているようですが、デオダードのようにFusionチックに展開するかと思っていたら、クラシックイメージで通したので、大きく予想が外れました。(^^; この予想とは反対の展開が非常に面白かったと思います。 この作品は3曲入りのミニCDというべきものですが、3曲でバンドの方向性がよく分かりました。和楽器の音を使っているからといって、それだけではなく本質は心地よいスムース系サウンドを目指しているのだと思いました。和楽器の音が入っていない部分はLA系のサウンドになってますからね。 メロディは日本人の琴線をくすぐるようなものがあり、恐らく外人にも受け入れられるものではないかと思います。和楽器を今後どう生かしていくのか、先人達とどう異なる方法で生かしていくのかが、このバンドの課題だと思いました。 和を感じる作品は個人的に好きなので是非とも「道の探求」には頑張って欲しいですね。 ゆったりとしたキーボード系スムース系サウンドが好きな人にはお勧めです。 視聴コーナー 彼らのホームページ ☆一般販売はまだのようなのでCDの入手はメールで。troywinds@hotmail.com(アスワン)
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