Chie「Sabia」ビデオアーツミュージック(VACL-0003)2004-JAPAN.  

Chie(vo) セルソ・ファンセカ(g,vo,arrange) ドゥドゥ・タレンチン(key) アンドレ・ヴァスコンセロス(b) アルマンド・マルサル(per) アレンシャンドレ・フォンセカ(drs) ユラ・ラネフスキー(cello)
マルセロ・マルチンズ(flt)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系 (■ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 お店で流れていて気に入ってしまいました。
Chieという日本人女性が歌う、ブラジル系、ボサノヴァ系の作品です。
録音はリオデジャネイロなんで、バックのミュージシャンはバリバリのブラジリアンミュージックの人でしょう。アレンジを努めたセルソ・ファンセカと言う人はナシメント、カエターノ、ジルベルト・ジル等のツァーメンバーとして参加している人のようです。

 日本人が唄うボサノヴァって私のイメージでは眠くなっていくイメージなんですが、この作品はアレンジと選曲が良く、心地よく聴くことができます。
「Travessia」ヲ初めとするナシメントの曲、ジャバン、ボスコ、ジョビン、バカラックの「クロス・トゥ・ユー」等の有名な曲を取り上げ、ゆったりとしたボサノヴァ一辺倒ではなく、サンバ系の小気味良いリズムの曲を配置した構成が良いですね。
ボーカルは中音域の声質で自然体で唄っていて、クールな感じです。
サウンドは奇をてらったアレンジではなく、正統派のブラジリアンサウンド。ネイティブのドロドロした感じはなく都会的なセンスを感じます。
純粋なFusionサウンドとは違いますが、ブラジル好きな人には受けそうな作品です。

☆春一番が吹いた時に買って聴いていたので、暖かく感じました(アスワン)
   
Slow       Speedy
Light   Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious   Out of melody/code
Conservative     Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay

¥2,854 2/14/2004 渋谷タワー