Norah Jones「Feels Like Home」Blue Note Records(7243 5 84800 0 9)2004 - U.S.A.  
              

Norah Jones(vo,p),Daru Oda(vo),Adam Levy(vo),
Lee Alexander(b),Kevin Breit(g),Andrew Borger(ds),
Tony Scherr(g),Garth Hudson(org),Levon Helm(ds),
Jesse Haris(g),Rol Burger(org),Brian Blade(ds)
Jane Scarpantom(cello),David Gadd(viola),Art Mardm(string arrangement)

○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

前作「Come Away With Me」が売れて、賞を独占したという事実は、あたかも現在の音楽シーンに対するアンチテーゼのように感じる。
他は売れ線狙いの派手な味付け音楽にプロモーション・ビデオ、宣伝・・・それらを全てひっくり返し、あれから2年なのにいまだにチャートに残る化け物的な存在。
セカンドはさぞやプレッシャーになったろうと簡単に想像できるし、これだけ売れたのだから、今度は売れ線の逆アンチテーゼ的な作品になるのか?否か?と思ってが、前作の路線上のシンプルな作品になったようだ。

前作同様にノラのボーカルには説得力があるし、ややハスキーな歌声には癒し和みを感じてしまう。
また、やや音楽が南部&カントリー風な味付けがうかがえる。ザ・バンドのレボン・ヘルムがゲスト参加してるのもあるが、全体的に明るい曲調の印象である。また、前作にましてグっと渋くなった感じもする。

前作のHIT曲を作曲したジェシー・ハリスは、参加はしてるものの、曲の提供が無いのが少し残念。
その代わりにエりントンの曲をピアノ弾き語りで歌うノラにはグッと来てしまった。
前作があまりに上手く行き過ぎた感があるけど、本作もなかなか傑作に思う。

ちなみに国内盤はCCCDなので注意が必要です。
それとUSA盤はエンハンストCDになっていて、NETに接続するソフトをインストールするとノラ・ジョーンズのバイオや新曲Sunriseのプロモビデオ(Webでも見れます。)と、ボーナス・トラック「Moon Song」が聞けます。
(ちなみに日本盤のボーナス・トラックとタイトルが違いますが別曲?)
ただ、サインインが面倒で、これならビデオ・データをCDに入れてくれたほうがよっぽど親切・・。

# 今回もなかなか和める1枚です。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay