川崎燎「Juice」BMGファンハウス(BVCJ37366) 1976/2004 - Japan - Reissue  
川崎燎(g), Hugh McCracken(g), Tom Coster(kb), Mike Lipskin(kb,perc), Andy Loverne(piano), Stu Woods(bass), Jimmie Young(drums), Muhammad Abdullah(perc), Sam Morrison(sax,flute)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

70年代に日本からニューヨークに渡ったギタリスト川崎燎が76年に米RCAからリリースした作品の初CD化である。日本盤ではなくてアメリカのメジャーレーベルからアルバムをリリースしていたところが凄い。

1曲目から70年代ファンクの匂いがぷんぷんするような曲で始まる。このアルバムが最近クラブ系DJの間でもてはやされているというのも納得できるようなグルーヴ感だ。

3曲目の「The Breeze and I」はサンバ系のリズムをバックに川崎燎のギターがテーマをとっており、その後のJ-フュージョンへ影響を与えたのではとも思ってしまうような曲だ。

アルバム全体のベースとなっているのはエレクトリック・ファンクなのだが、メロディーラインがポップでわかりやすく、聞いていて楽しいアルバムだ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay