The Body Acoustic「The Body Acoustic」Chesky(JD274) 2004 - U.S.A.  
Bob Mintzer(bass clarinet), Giovanni Hidalgo(congas), Andy Gonzalez(bass), David Chesky(piano), Randy Brecker(tp)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ワールド系??

さて何とも表現に困ってしまうアルバムだ。

特徴的なのはドラムがいなくてコンガのみで淡々と刻まれていくリズム。このリズムに他の楽器が絡んでいくことでこのアルバムの独特の雰囲気が作られているように感じられる。
ボブ・ミンツァーのバスクラも、ランディー・ブレッカーのトランペットもいつもよりもずっと内省的だ。

曲のタイトルはニューヨークの街に関連したものが多いのだが、全体に流れる雰囲気はニューヨークというよりも、もっとアフリカ、自然といったものを感じさせる無国籍な印象を受ける。

最初は強い印象は受けなかったのだが、何度か聴いているうちに惹きこまれてしまうような不思議なサウンドのアルバムだ。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay