Torcuato Mariano「Diary」アトンミュージック(GOCA-3009) 2004 - JAPAN  

Torcuato Mariano(g、sitar,key,PGM) Carlos Bala(drs) Sergiho Carvalho(b) Marcele Martins (sax) Yura Ranewski(cello) Armando Marcal(per) etc.
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系 (■ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●スムース系 ●メセニー・オルタ系
 お店のキャプションが「メセニー、オルタが好きならば云々...」とあったのでそれだけで購入しました。
I一曲目でスティール弦のカッティングにシタールの音色、思わせぶりな牧歌的なメロディ、そして一番盛り上がるところにボイスのコーラスが入れば、思わず”メセニー!!"と叫んでしまいそうです。
お店のキャプションの表現がピッタリのサウンドです。
シンセの音もL.メイズの弾くシンセのような音色です。

 この人はライナーによるとブラジルの大ベテランギタリストのようで、セルジオメンデス、イヴァンリンスといった大物ミュージシャンと共演してきて、過去にニューエイジ系のアルバムを大ヒットさせていますね。ブラジル出身ということでメセニーを連想させるサウンドというのは自然の流れなんでしょう。

 メセニーやオルタのサウンドと比べると大分ポップな感じで所謂スムース系サウンドに近いアプローチをしています。
メセニーの高尚さを期待すると肩透かしを食らうかもしれません。しかしメセニーのポップなサウンドを期待すると期待通りのサウンドが出てくると思います。

 メセニー、メセニーと名前を出していますが、新譜の紹介なので文字でサウンドを表すため一番近いサウンドの人の例を出しているだけで、この人がメセニーを意識しているか否かは全く分りません。
言えることはメセニーのサウンド特にアズナール時代のサウンドが好きな人は気に入るのではないでしょうか?
勿論、インスト系のオルタが好きな人も同様です。

☆ブラジルにはまだ知らない、いいサウンドを持っているミュージシャンが一杯いるので楽しみです。(アスワン)

   
Slow                 Speedy
Light               Heavy
Mellow               Hard
Lyrical                 Cool
Melodious                 Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble                   Interplay
18/9/2004 渋谷タワーレコード