Spyro Gyra「The Deep End」HEAD UP(HUCD 3085)2004-U.S.A.

Jay Beckenstein(sax) Tom Schuman(key) Julio Femandez(g,vo) Joel Rosenblatt(drs) Ludwig Afonso(drs) Billy Kilson(drs) Dave Samueles(vib)
Don Harris(tp) Cyro Baptista(per) Daniel Sadownick(per) David Charles(per)

●骨太いストレート系	○明るく爽やか系	○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系	○ブラック系	○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系	（□ブラジル系	□サルサ系	□カリプソ系）
○ユーロ系	○JAZZ系	○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系	○ロック系

　ご長寿バンドの登場です。バンドと言ってもジェイベッケンスタインを中心としたバンドで結成当時からユニット構成をガッチと組んでいたわけではなく、セッションに近い構成のようなバンドです。
トムシューマンとデイブサミュエルの名前は知ってますが、他のメンバーは覚えがありません。（以前のアルバムに参加していたと思うんですが名前を覚える努力をしないんで覚えてません）

　スパイロと言えば「モーニングダンス」の頃のサウンドが強烈なため、僕自身その後のアルバムを熱心に聴いてきませんでした。ＮＹ系のつかみどころのないという漠然としたイメージしかありません。
このアルバムのサウンドは、そういった以前の一言で表現しづらいサウンドから比べるとより輪郭がくっきりしてきたかなぁ〜という印象です。
ブルージーなファンキーなサウンド、あっと驚くイントロがインドっぽいサウンド、哀愁を帯びたマイナーなサウンド、そして以前からあったＮＹ系のサウンドとよりメロディがはっきりしてきたように感じます。
ここらへんは僕だけの印象かもしれませんが、、、

　昔からのベッケンスタイン節は健在で、これがスパイロジャイラの最大の特徴であり個性ですね。


☆最近の中では一番面白く聴くことができました（アスワン）

Slow												Speedy
Light												Heavy
Mellow												Hard
Lyrical												Cool
Melodious												Out of melody/code
Conservative												Progresseve/Tricky
Ensemble												Interplay