Bentzon Brotherhoos「Wired Up」Corpe Records (COPECD 041) 2002 - DENMARK   

Nikolaj Bentzon(pf,key) Henrik Sveidaht(ts,ss,bc) Kaspar Vadsholt(b) Jon Grundtvig(drs) Tira Skambya Madsen(per) Anders Lindvall(g)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ○スムース系
 リーダーのN.Bentzonはデンマーク出身のキーボード弾きのようです。
サウンドはエレピを中心にNY系のファンキー(死語?)な骨太いストレートなサウンドです。
雰囲気的に70年代〜80年代のサウンドで、流行のスムース系サウンドのように豪華絢爛なアレンジではなく、シンプルなライブのような雰囲気です。
エレピの音というのが今こうして聴くと新鮮に聴こえてしまうのは面白いですねぇ。
 シンセの音も70年代のフニャ〜とした感じで、Fusionが流行りだした70年代のハンコックとかジョージデュークとかを連想させるような音作りをしています。
 エレピだけでなく生ピによるJAZZ風の演奏もあり、それに昔風のシンセを入れたりしてかなり時代を意識して作っているんだろうなと思いました。
 面白いのは曲が始まる前にラジオから流れる小曲が何曲か入っていて、70年代のブレッカーブラザース風のものや、思わず笑ってしまう「ジンジン、ジンギスカン」風のディスコ(これも死語か?)の曲が入っているところです。
 笑わせてくれるところもあるんですが、中身はいたって真面目でエレピのソロも十分に入っていて聴かせるところはちゃんと聴かせます。
北欧系のサウンドってもっと暗いというか重いものがあるんですが、この作品は北欧系のイメージではなくNY系の都会的なサウンドです。
甘いサウンドが全盛ですが、こういうストレートなサウンドは懐かしさと共に新鮮なサウンドです。
 

☆聴くまで不安でしたが、結構面白く掘り出しモノカモしれません(アスワン)

   
Slow                   Speedy
Light                 Heavy
Mellow                 Hard
Lyrical                 Cool
Melodious                   Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble                   Interplay
¥2,390 2/8/2003 新宿タワー