Gerald Veasley「Velvet」HEADUP(HUCD3072)2003 - U.S.A.  

Gerald Veasley(b) Chris Farr(ts) Will Brock(key) Mark Kox(key) Richard Waller-3(drs) Jaruar Wright(vo) etc.
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ●ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●スムース系

 聴く前はダンス系のブラック路線かな?と思っていたのですが、想像した以上に面白かったです。
黒人ベーシストのため想像した路線と大きく外れないブラック系のスムース系路線であることは間違いないんですが、LA系のような明るさと爽やかなサウンドの要素もあり,軽快なリズムとテンポで特に黒人ベーシスト云々という意識をしなくてもいいと思いました。
ありきたりのスムース系のサウンドだろうという想像も外れまして、メロディやアレンジに光るものがあります。
 サウンドはベーシストのソロを意識しないトータル路線で、サックスとボーカルを前面に出した所謂スムース系路線と言えるでしょう。
前述したようにLA系の軽やかさを持っており80年代のこのサウンドをイメージするものや、スティービーワンダー風ボーカルやブラック系のサウンド、ファンキー(死語?)なサウンド、ブルース系、R&B路線とバリエーションがあり聴いていて飽きさせない音作りをしております。スムース系の作品にありがちな一本調子のサウンドではないため次はどんなサウンドが出てくるのか楽しみながら聴くことができました。
スムース系には割と批判的な私ですが、この作品については面白く聴くことができました。

☆(アスワン)

   
Slow       Speedy
Light   Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious     Out of melody/code
Conservative       Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay

¥2、290 4/19/2003 新宿タワー