CTI All-Stars「CTI Summer Jazz at the Hollywood Bowl」PJL(MTCJ4010/4011) 1972/2003(Reissue) - Japan   
Deodato(kb), Johnny Hammond(kb), Bob James(kb), Ron Carter(b), Jack DeJohnette(dr), George Benson(g), Airto(perc), Hank Crawford(sax), Joe Farrell(sax), Stanley Turrentine(sax), Grover Washington Jr. (sax), Freddie Hubbard(tp), Hubert Laws(fl), Milt Jackson(vibe), Ester Phillips(vocal)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○ビック・バンド

クリード・テイラー率いるCTIレーベルのスター・ミュージシャンを一同に集めたロスアンゼルスのハリウッドボウルでの1972年のライブです。LPのでは3枚に分かれて出ていましたが、今回リマスタリングされてCD2枚組で紙ジャケに収められています。

内容のほうはちょっとファンキーな4ビートジャズとファンキーなクロスオーバー・フュージョンの原型のような音が両方入っています。

クロスオーバー・フュージョン路線の方はソウル系のマービン・ゲイやアレサ・フンラクリンの曲をインストでカバーしており、今のスムースジャズの源流にあたると言ってもよいのかもしれません。

何か時代を感じさせる音でもあるのですが、かえってそれが今聞くと新鮮にも聞こえます。最後の2曲を飾るエスター・フィリップスのヴォーカルも渋いです。

それと別の楽しみ方いう意味では、今では聞くことのできないロン・カーターのエレキ・ベース、これまた今では信じられないような軽いリズムで叩くジャック・ディジョネットに注目してみるのもおもしろいです。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay