Dave Weckl Band「Live(and very plugged in)」Stretch Records(SCD29042-2) 2003 - U.S.A.  
Dave Weckl(drums), Tom Kennedy(e.bass), Gary Meek(sax), Steve Weingart(kb)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

ウェックルのニュー・アルバムは彼のソロ名義としては初のライブ盤で、ハリウッドのライブハウス、カタリナ・バーで2002年12月に録音された2枚組となっている。

近年のウェックルの作品はアルバムとしての完成度を追求してドラムスのプレイ自体は意識して控えめにしていたような印象があったが、ここではライブということでドラムソロも含めてスピード感溢れ、切れ味の鋭いウェックルの超絶技巧プレイをたっぷりと聞くことができる。特に凝った編集もなく、タイトな演奏を聞かせるバンドのライブの雰囲気がそのままCDに収められている。

またトム・ケニディーのベースソロをフィーチャーした「The Chicken」やドラムスとベースのデュエットをフィーチャーした「Rhythm-A-Ning」などライブならでは曲が演奏され、各メンバーのソロがたっぷりとフィーチャーされている。その中でもジャコ系のベースで縦横無尽に駆け巡るトム・ケネディーのプレイが光っている。

世界トップクラスのテクニックを誇るウェックルのドラムプレイを堪能したい人には最適のアルバムだろう。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay