Urban Knights「Urban Knights 5」Narada(72435-80488-2-7)2003 - U.S.A.    
              

Ramsey Lewis(p),Kenny Garrett(sax),Henry Johnson(g),
Steve Zoloto(sax),Paul Walton(b-vo),Michelle Williams(vo),
Kevin Randolph(key),Rick Robinson(key),Frayne Lewis(key),
Marrice Fitzerald(b),Calvin Roodgers)(ds),jo Poveda(perc),
Keith Henderson(g),Danny Leake(g),Kraig McCreAleary(g),
Elton Williams(strings),
Karees Brown(b-vo),Juletta Lewis(b-vo),Amanda Kardos(b-vo)

●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ●ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

Urban Knigtsというバンドはどうなっているかわからなくなってきた。
デビューはまるでFourplayの対抗のように凄いメンバー(Grover Washington Jr.、Omar Hakim,Victor Veiley、Ramsey Lewis)だったが、その後残ったのはRamsey Lewisのみになり、結局このバンドはラムゼイのバンドだと思っていた。

しかし、この5作目になり、そのラムゼイは参加しているものの「全曲では無い」。
全11曲中で、Featureingとされる3曲にしかラムゼイ・ルイスは参加していない。
しかし、参加してない曲でも、作曲クレジットに入ってるなど訳がわからない。

まずラムゼイが参加した3曲はアコースティック・ピアノが気持ちの良いスムースJazzに仕上がっている。
特にマービン・ゲイのカバー"Got It Give It Up"はなかなか気持ちよいノリノりである。
それ以外も、特に最後の曲なんかピアノがシットリしてて本当にいいなぁと思ってしまう。

で、ラムゼイが抜けて、ケニー・ギャレットが変わりにフィーチャーされるのが2曲。
1曲はバラードでこれがなかなか聞かせてくれる。もう1曲はダンサンブルなナンバー。
ちなみにギャレットが参加するのもこの2曲だけである。

それ以外はボーカル物だったり、ギター、Sax、tpがフィーチャーされてとの曲になる。
よく知らないメンツだが、なかなか頑張っていて、スムースとしてはまあまあである。

良く言えばバラエティな内容、悪く言えばまとまりがないのだが、あまりメンバー誰それにこだわらなければ、夜のドライブにも気持ち良さそうな、まさにスムースJazzとしては上である。

ただ、やはりUrban Knightsとして活動してきたこのバンドは別の意味で気になるところだ。
とにかく何らかの形でこのバンドに関わっているのはラムゼイだけなのだし、今のところはラムゼイのバンドと見ていいのだろうけど、将来的にどうなるか予測ができない。果たして・・?

# スムースJazzアルバムとしてはなかなかですが、結局、このバンドって?????(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay