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Mirosrav Vitous「Universal Syncopations」Univarsal Classics(B0001289-02)2003 - U.S.A. |
Mirosrav Vitous(b),Chick Corea(p),John Mclaughlin(g),Jack Dejohnette(ds),
Jan Garbarek(sax), brass:Wayne Bergeron(tp),Valerie Ponomarev(tp),Isaac Smith(tb)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●ECM系
ほぼ10年ぶりであるミロスラフ・ヴィトウスの久々新譜がECMレーベルからリリースされた。
驚いたことにチック・コリア、ジョン・マクラフリンがゲストに加わっている。
チック・コリアと言えば元々ECM所属として作品を出していたが、その最後が1984年なので、こちらもほぼ20年ぶりのECM録音ということになる。
また、マクラフリンもECMとはかつて1度だけ録音があり、今回が2回目だ。
普通ならば豪華な顔合わせ過ぎて、いわゆるセッションで終わりそうなところだが、サスガにECMだけあってつくりが違う。
緊張感あふれるというか、シリアスなJazz・・・それもよく作りこまれた音楽だということがわかる。
演奏はヴィトウスと、ECMではおなじみのヤン・ガルバレクとジャック・デジョネットが中心になっている。
そこに曲によってチックやマクラフリンが加わる・・・そしてブラスは味付け程度に入るという形である。
全9曲中で、マクラフリン2曲、チック3曲で、そのうちマクラフリンとチックの両方とも共演するのが1曲である。
最初は「なんだ、全曲参加でないのか」と思ったのだが、この2人の加わる曲は内容が濃くて堪能してしまった。
こんなにシリアスなチック・コリアのピアノを聴いたのも久しぶりな気がする。
それとチックのピアノ・ソロを受けて弾き出すマクラフリンというのもゾクゾクする・・・なんせ、そのバックではデジョネットも叩いているのだ。
また、デジョネットのドラムをバックに、マクラフリンとヴィトウスのソロの掛け合いの曲もスリリングだ。
やはり、チック、マクラフリンが本作のハイライトなのだが、デジョネット、ガルバレクとの演奏も凄い。
特にデジョネットはここでもキレがあって素晴らしい。
リーダーのヴィトウスも普通のベーシストとは違う、自己主張の強い、テクニカルなベースワークが楽しめる。
音楽的にはやや辛口でシリアスなのだが、聴き応え十分な作品である。
# 久々に自分には「来た!」という作品に出会った気がします。(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out_of_melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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