Hiram Bullock「Try Livin It」ビクターエンターテインメント(VICJ-61092)2003-JAPAN  

Hiram Bullock(g,vo) Will Lee(b,vo) Paul Peterson(b) Frank Gravis(b) Dave Delhomme(key) Ricky Peterson(key) Carley Drayton(drs) Jeremy Gaggie(drs) Clint De Ganon(drs) Tom Malone(horns) etc.
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 ドレッドヘアーに最近太り気味(?)の裏ジャケのハイラム君は24丁目時代とは別人のようです。
でもサウンドは24丁目バンドのような感じですね。全編歌物で聴いただけで彼と分かるボーカルと、彼独特のメロディ〜というか節回し、そしてフェンダー系のソリッドギターにコーラス系の処理をしたギターサウンドはそれだけで24丁目バンド(24th Street Band)を連想させるものがあるんですが、収録されている曲も8ビートで明るく都会的なサウンドであの頃のサウンドが蘇った感じです。
最近はブリティッシュ系の重いサウンドのロックと言っても差し支えないサウンドが多かったんですが、そういう重さは余り感じないスマートな作品になってます。
派手なギターソロを入れるときにハイラムを起用しエンディングの最高に盛り上がるところに彼のギターを挿入し、華々しくエンディングを飾るパターンで多くのミュージシャンは自身の作品に彼のギターの参加が多いんですが、自身は唄物が大好き。この反動でソロは唄物に専念するという彼の個性がよく出てますね。
ギターソロも勿論入ってますが、やっぱり彼のボーカルとカッティングはピカ一です。

☆24丁目バンドが好きな人にお勧めです(アスワン)

   
Slow         Speedy
Light   Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious     Out of melody/code
Conservative     Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay

\2,520 5/24/2003 新宿タワー