Susan Weinert「Triple Talk 」Skip (SKP 931-2)2002 - U.S.A.   

Susan Weinert(g) Hardy Fischotter(drs) Martin Weinert(b)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 女性ギタリストのトリオ編成によるライブ盤です。
雰囲気は、女性版Wayne Krantzというとこでしょうか。ストレートなサウンドで骨太いNY系サウンドをライブで表現しています。
ギターの音色はコラース系のイフェクターをかけており、その音色のせいか80年台初期北欧系のギタリストの雰囲気も感じられます。
ギターソロをガンガンいくタイプというよりは、妖しい雰囲気でカッティングしバンド全体のサウンドを重視するような印象を受けました。
カッティングが目立つからといってギターが下手というわけで無く、職人肌の芸というべき巧さと余裕が感じられるギターテクニックを身に付けています。
ギターソロに入るとハードな単音やカッテング等の複数音で多彩なフレーズを聴かせてくれ、トリオという最小構成ながら音が薄くならないようなサウンド作りをやっていることを信条にしているようなプレイが分かりますね。なかなか運指モスムーズで速いソロも聴かせてくれます。
ベースも相当の腕前でフィンガー中心のソロも披露してくれます。
この手のNY系サウンドは久々であり、NY系サウンドファンにお勧めしたい作品です。特にWayne Krantzが好きな人には向いていると思います。

☆ジャケットの雰囲気そのままのサウンドです。 (アスワン)

   
Slow         Speedy
Light     Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious     Out of melody/code
Conservative         Progressive/Tricky
Ensemble   Interplay

¥2,290 12/21/2002 新宿タワー