Junky Funk 「Bird's Eye Prospects」キャスネット (CSNT7001) 2002 - Japan
メンバー:松井秋彦(P、Key、Ds)、音川英二(Sax)、立川智也(B)、嶋村一徳(Ds)
ゲスト:竹中俊二(G)、大山泰輝(Key)、松本俊行(Org)、江原陽子(Vo)、岸川恭子(Vo)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

ちょっとウェザー・リポートを思わすような松井のハードな変拍子系のシンセのリフからJunky Funkの2枚目のアルバムは起ち上がる。素直なメロディーラインと複雑な編曲の対比が気持ちよい。

2曲目の後半にでてくる音川のハイ・テンションのサックスソロが圧巻で、是非一度生で聴いてみたいという気を起こさせる。

3曲目までは高いテンションで一気に突っ走る感じだが、4曲目以降アルバムの後半はちょっとひねってきている。(って1曲目からストレートな音じゃないので、ねじれが戻って聞きようによっては普通に近いかもしれません。)
ぐっとペースダウンして、アコピにちょっと艶っぽい女性ヴォーカルのスキャット、ドラムはブラシとなり、何かカモメの頃のリターン・トゥ・フォーエヴァーを思わすような曲がでてきたり、わりとストレートな4ピートの曲があったり、ラテン・テイストが顔を覗かしたりと盛り沢山でバラエティーに富んだ内容となっている。

全体を通してどの曲も確実なテクニックに裏打ちされているので気持ちよく聞くことができるアルバムだ。個人的には音川のサックスをもっとフィーチャーしてくれると嬉しかったかもしれない。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay