Kirk Whalum「The Gospel According to Jazz Chapter2」Squint/Curb(WD2-886233)2002- U.S.A.    
              

Kirk Whalum(as, ss,ts),Kevin Whalum(Vo),
Jonathan Butler(G, Vo),George Duke(P, Key),
Tata Vega(Vo),Tyrone Dickerson(Syn),Rod McGaha(Tp),
Luis Conte(Perc),Paul Jackson Jr.(G),Michael Manson(B),
Kim Burrell(Vo),Lynn Linsey(Vo),Sean McCurley(Dr)

○骨太いストレ ート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B ●ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジ ル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系   

カーク・ウェイラムが教会で行ったコンサート模様のLIVE盤。
タイトルにもあるようにゴスペルからJAZZという、なにかの企画ものかもしれない。
そのせいか参加したメンバーがなかなか良いので期待したのだが、なんともそこはかとなくユルサを感じてしまった。

ゴスペルということでアレサ・フランクリン「Amazing Grace」みたいな高揚感や、もっ とスピリチュアルな雰囲気になるかと思いきや、どうも軽くて薄い。企画モノ・セッションという雰囲気ぷんぷんのせいだ。
なんせ1曲目でカークのSaxがカッコ良く始まるのに、その気持ちをそぐ演奏中のナレーション・・これでつまづいてしまう。それと曲のアナウンスなんかは蛇足だし、会場の拍手も今回の場合はあっても邪魔になるだけに思ってしまった。

しかし、演奏自体は決して悪くない 。それどころか気持よいFusion Saxが聞ける点でも、ウェイラム好きなら気に入るんじゃないかと思う。ウェイラムのSaxも気持ちよいし、ジョージ・デュークのピアノもジョナサン・バトラーのボーカルもなかなか聞かせてくれる。

する と問題は編集にありで、もっと無駄な音、声、雑音をカットすればなかなかなの作品になったはず・・。もしくは最初の方をカットするとか・・後半はノリノリで始まりのようなダルサは無い。
結局、LIVE盤は編集次第で良くも悪くもなるんだなと思ってしまった。

# 演奏は良いだけに、不要な音さえカットされ てれば・・・。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay