Jeff Beck「Jeff」Epic(EK 86941)2003 - U.S.A.   
              

Jeff Beck(g),
Tony Hymas(key),Dean Garcia(?),Steve Barney(?)

○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ●ロック系   ○ECM系

ジェフ・ベックのギター・インストはロック・ファン、Fusionファンのいずれかからも支持され、まさに融合的なライン上にあると思う。
そんなベックの最新作は「Who Else!」「You Had It Coming」の延長上のタイプの作品。

打ち込み系の音が多く、曲によってはまるでケミカル・ブラザースを聞いているような気分になる。
しかし、バックがバンドだろうが打ち込みだろうが、わが道を行くジェフ・ベックなだけにギターを聴けばいつものペースという感じである。
ギターはまさに歌いまくっている。それもそのはずベックの声とはまさにギターであり、その表現力は下手なボーカリストを凌駕する。

ちなみに曲名に"So What"とあるのでマイルスのカバーか?と思いきや、これが全然関係ないベックのオリジナル曲。
同様に"Trouble Man"もマービン・ゲイのヒット曲とは全然関係ない、やはりベックのオリジナル。

1曲、オーケストラとの共演がありますが、これが素晴らしい。ジーンと来ちゃいます。

# やっぱ、ジェフ・ベックだとつい買ってしまいます。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay