Keith Howland & Tris Imboden「The Howland/Imboden Project」 2003 - U.S.A.
Keith Howland(g), Tris Imboden(drums),Jeff Babko(kb), Bill Champlin(kb), Jimmy Earl(bass), David Garfield(kb), Robert Lamm(kb), Lee Loughnane(tp), Lance Morrison(bass), James Pankow(trombone), Kevin Ricard(perc), Mark Russo(alto sax), Jason Scheff(bass), Steve Weingart(kb), Horace Williamson(kb)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ●ロック系        ○その他

Keith HowlandとTris Imbodenって聞いたことない名前だなと思ったら現シカゴのギタリストとドラマーだそうです。(シカゴって言ったってミュージカルじゃなくてブラスロック、AORの方ですよ)

そういう関係でロバート・ラム、ビル・チャンプリンを初めとしてシカゴのメンバーが5人もサポートメンバーを固めていて、それに加えてLAスタジオ系のデビッド・ガーフィールド、ジミー・アール、マーク・ルッソなどが参加しています。

そしてでてくる音は意外(?)なほど正統派のストレートなLA系のハードなギター・フュージョンサウンドです。レーベル名も番号も記載されていないので自主制作(?)っぽいですが、ToneCenterかデビッド・ガーフィールド周辺からでてきそうなサウンドで、気持ちよく聴けます。ロバート・ラム、ビル・チャンプリンのシカゴのヴォーカリストは歌わずにキーボードを弾いているだけです。唯一シカゴっぽさを感じるのはジェームス・パンコウのトロンボーンソロとわずかにでてくるホーン・セクションだけであとは完全にLAフュージョンしています。

ハードめのギターサウンドがお好きな人には結構お薦めできるアルバムです。タワーで売っていたのですが、ちょっとした掘り出し物を見つけた気分です。

Keith Howlandのウェブサイトで一部試聴もできるようです。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay