Rachel Z「Moon At The Window」TONE Center(TC 40242) 2002 - U.S.A.  
              

Rachel Z(p),Patricia Des Lauriers(b),Bobbie Rae(ds)

○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

ちょっと時期を逃した紹介になってしまいますが、昨年リリースされたレイチェルZの新譜です。
入手したのはつい最近で、いつもチェックしてたつもりですが最近まで気づきませんでした。

演奏はピアノ・トリオ形式なのですが、あまりJazzっぽくないという感じです。
確かに4ビートのアコースティックな演奏なのですが、むしろ爽やかなピアノ音楽という感じがします。

きっとレイチェルZのピアノはJazzをやるには音色が軽いのでしょう。そういう音色のピアニストは結構日本にも多く、そういう人はスムースJazz、Fusionに行きがちなのですが、レイチェルZにはJazzの形態になにかこだわりがあるのかもしれません。
むしろ、その軽い音色でJazzをやることが逆にレイチェルZのピアノの魅力となってると思います。


また、サイドメンには近作同様にあまり知られてない人を起用してますね。例によって女性メンバーも起用してます。
多分、レギュラー・メンバーなのでしょう。もっと有名なベース、ドラムを起用したらなぁと最初は思うのですが、むしろレギュラーによる気心知れた相手の方が演奏しやすいのかもしれません。
それとそのせいか、演奏に気負ったところがなく、結構リラックスした感じがあります。

この作品はジョニ・ミッチェル作品集ということで、親しみやすいメロディの曲が多いです。
あまり、ジョニの曲は知らなくても、良いメロディだなぁと演奏からわかります。
ただ、この選曲された曲は有名なんですかね? 自分でも知ってるような曲は皆無でした。

最近はピーター・ガブリエルのサポートが多いようなことがWEBに書かれていたのですが、また何かの機会に来日して演奏してもらいたいなぁと思います。

# 軽くて聞き流せる感じなので、JazzタイプのBGMとして重宝してます。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay