Sam Aliano「emalgamation」Vorticity Music(VM011801) 2001 - Australia
Sam Aliano(drums), Frank Gambale(g),Simon Hosford(g), Jack Jones(g), John Sedky(g), Brett Garsed(g), Evripides Evripidou(bass), Marcel Yammouni(bass,kb), Phil Turcio(kb), Brandan Fields(sax)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ●ロック系        ○その他

オーストラリアのドラマーのリーダーアルバムです。
ドラマーのアルバムというより全体を通してギターが大きくフィーチャーされていてTone Centerあたりから出そうなハードなギター系のアルバムです。

数人のギタリストが曲によって入れ替わり、ゲストでフランク・ギャンパレが1曲だけ参加していますが、どのギタリストもギャンパレ系のロック色の強い速弾系です。 昔,速弾ギタープロジェクトのMVPに参加していたBrett Garsedも参加しています。
その中でもSimon Hosfoldというギタリストはなかなか切れ味のよい速弾がカッコいいです。初めてきいた人でAll Music Guide(allmusic.com)にも載っていない人ですが、調べてみるとMen At Workのバックで演奏している人のようです。

全体にハードなギターを前面にフィーチャーした曲が続くのですが、ブランダン・フィールズが参加している1曲だけはちょっとスムース系がはいっていて異色です。

ドラマーのアルバムですが、ドラム自体はあまり複雑なことはやらずにリズムキープに徹している印象を受けます。(といってもバックでバスドラ連打などは披露していますが)

ハードなギター好きにお薦めのアルバムでしょう。(橋 雅人)
詳しくは本人のウェブサイトをどうぞ。

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay