Richard Tee「The Bottom Line」Roving Spirits(RKJC-6011) 1985/2003(5/21発売予定) - Japan(Reissue)  
Richard Tee(kb,vocal), Marcus Miller(bass), Will Lee(bass), Steve Gadd(dr), Dave Weckl(dr), Ralph MacDonald(perc), John Tropea(g), William Eaton(v), Zack Sanders(b,v)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ●R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

85年録音の今は亡きリチャード・ティーが日本のエレクトリック・バード・レーベルに残した3作目のリーダーアルバムの再発です。

タッパンジーに残した1,2作目と違ってこのアルバムはティーのヴォーカルが前面にフィーチャーされています。決してうまいとは言えないのですが、何とも温かみと味のあるヘタウマ系ヴォーカルです。勿論ティーのトレードマークともいえるゴスペル調のアコピのコードワーク、ゆったりとしたフェンダー・ローズの音色もたっぷりと聞くことができます。

インストは2曲しかないのですが、その中でもスティーブ・ガッドとのデュオで演奏される「Rhapsody In Blue」では切れ味のいいピアノを聴かせてくれていて、押さえるところはしっかりと押さえてくれています。

ティーが亡くなってからもう10年が経とうとしているのですが、ティーのピアノは未だにOne and Onlyですね。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay