梶川 朋希(g) 山本 ヒロアキ(key) 町田 浩明(drs) 野田 博(b) 日野林 晋(sax) Tadashi Sugitani (tap)& Kikuko Yasui (perc)
六本木ピットインに出演を重ねるようになり、又大型輸入店でもCDを扱うようになり、メイジャーな存在になりつつあります。 それを象徴するようにサウンドも今までより洗練された印象を受けました。 今までののサウンドは、ブレイクや仕掛の多さを一つのウリとしてオドロオドロしい雰囲気を持って骨太いサウンドで押してくるというというのが 特徴でした。 このアルバムでは打ち込みを効果的に入れてサウンドをかっこよく聴かせる工夫がしてありオドロオドロしい雰囲気から都会的なセンスが 加えられています。(特に1曲目と5曲目)更にレゲエ風のリズムを取り入れたり、タップをパーカッションのように入れてリスムに変化を付けて 一本調子気味のサウンドに幅を与えて余裕のようなものを感じます。ボーカル(コーラス)も効果的に入っていてマニアックな雰囲気が薄まり 多くの人に受け入れ易くなったかもしれません。 こういったサウンド自体に今までより幅が広がった点に加えこの作品の特徴として半数位がライブ音源ということです。 結構、音が良くて一曲が終わった後に拍手が入っていたので、あれッツ?と思ってHPで調べたらライブが半数近く占められていたことが分かりました。 当然、彼らクラスになると上手いのは言うまでもないんですが、効果音とかライブとは思えないような入り方していて録音的にクオリティが高いです。 NY系のハードなサウンドのファンへお勧めしたい作品です。 オドロオドロしい彼らの特徴を生かしながら、洗練されたセンスを加えて、いかに多くのファンを掴んでいくのかがこのバンドのテーマだと感じました。 この作品は以下の彼らのHPから通販もしております。 TKBホームページ
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