J&B「The Time 4 Real」JVC(61087)2003- Japan  

梶原順(g,vo)  浅野祥之(g,vo) 松原秀樹(b) 沼澤尚(drs)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
●R&B系 ●ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ●ロック系
 お店の試聴盤で気に入ってしまいました。
このバンド、よくは知りませんので彼らのHPを参照して下さい。
ギター2本にボーカルというスタイルで一言で言えば、ファンク、ソウル、R&B、ポップスを混ぜ合わせたようなFusionサウンドです。
何が気に入ったかというと、一曲目のイントロでギターのソウル系のカッティングの合間にブラスセクションが小気味よく入り、リードギターがR&B系でねっとりと聴かせ、その後に始まる日本語の歌詞の面白いボーカルは目茶目茶かっこいいです。
イメージ的にNTVの「鉄腕DASH」の中で、電気自動車のコーナーで流れている「男達のメロディ」をやっていた頃のSHOGUNのような粋なサウンドです。
 2曲目以降はSTUFFをもっと元気にしたようなR&B系の色が濃い黒っぽいギターによるインスト、黒っぽいバラード、70年代のソウル系サウンド、50〜60年代ロックンロール、70年代のサザン系サウンド、ブルースとインストを中心にやっています。
楽器もエレクトリックギターだけでなくアコースティックギターもやっていてサウンドにバリエーションがあります。
バリエーションがあるといっても、てんでばらばらという訳ではなく60年代〜70年代に聴いて育ったサウンドをミュージシャンの手で再構築して自分たちのイメージでリフォームしたような一貫性を感じるものです。
9曲目でやっているビートルズの「I FEEL FINE」なんかは黒っぽいサウンドにアレンジしてあって、合間に入るギターはブルース色が濃くミュージシャンの育った音楽背景とか自分たちの好み/趣向を第一優先でやっているなぁとよく分かります。こういうサウンドを若い頃聴いたきた我々の世代にとって懐かしくもあり、この頃のサウンドを知らない若い世代にとっては現代の音楽シーンにはない新鮮なサウンドとして映るのではないでしょうか。

彼らのHPでPV見れます(アスワン)

   
Slow         Speedy
Light   Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious     Out of melody/code
Conservative       Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay

¥2,900 3/22/2003 新宿タワー