Scott Henderson「Well To The Bone 」ビクターエンターティンメント (VICJ-61010)2002 - JAPAN   

Scott Henderson(g) Kirk Covington(drs) John Humphery(b) Thelma Houston(vo) Wade Durham(vo) Scott Kinset(per)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ●ロック系
 ジェフ・バーリンのユニットや、トライバルテック、そしてチック・コリアのエレクトリックバンド等技巧派ギターを披露してきたのですが、彼のもう一つの顔としてロックギターという面があります。
この作品ではそのロックが色濃く出てます。ブリティッシュ系のロック、レッドツェッペリンをイメージさせるもの、C&Wのようなサウンド、レニースターンのような音とボーカルをフューチャーした作品が多いですえねェ。ボーカル曲に挟まれて何曲かインストがあるという感じです。
ギンギンでギラギラしたギターの嵐のような作品を期待すると肩透かしを食らってしまうかもしれませんねぇ。

 今回、買う前に裏ジャケットでボーカリストの存在を確認していたので、ブルース色濃いロック作品だと想像してたのですが、想像と違ってブルース色が強くない、ブリティッシュ系のハードロックっぽいサウンドだなぁというのが印象です。ブリティッシュハードロックといっても70年代の伝統的なものと違い、レッドツェッペリンの後期のようなサウンドです。
インストのサウンドはトライバルテックのようなクネクネとしたギターというより、ストレートな速弾きを主体としたものが多いですね。


ボーカル路線とインストを混在せず、どちらかに絞ったほうが良かったかもしれませんねぇ。 (アスワン)

   
Slow       Speedy
Light     Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious     Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay

¥2,520 9/21/2002 新宿タワー