Paulin Wilson「Tribute」McClees(??)2001 - U.S.A.
Paulin Wilson(vo) David Gerfield(key) Larry Williams(key) H.Mason(drs) Ken Wild(b) Lenny Castro(per) Jerry Hey(tp) A.jOHNSON(B) Airto(drs) Michael Paulo(as) Kim Hutchcroft(ts)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ●JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 70年代にトロピカルなサウンドで一世を風靡したシーウィンドのボーカリスト、ポーリン・ウィルソンの久々のソロです。シーウィンド解散後ソロのライブを見に行ったことがあるんですが、彼女の天使の歌声は健在でした。この作品でもその天使の歌声を期待してしまいました。
内容がシーウィンドと違い、高い歌声で声を絞り出すような激しいサウンドではなく、しっとりとした落ち着いた感じのサウンドが中心。中にはクラブで歌うジャズボーカルというようなサウンドもあります。そのため、高音の天使の声は影を潜めていますねぇ。サウンドは、シーウィンド時代の曲(Rio De Janeiro Blue9や、ボサノヴァ、スタンダードとシーウィンドサウンドとは全く違います。シーウィンド時代のメンバーも、元夫のボブ以外は勢ぞろいしているのですが、「JAZZの方が売れる」最近の傾向を反映したサウンドで、ファンとしてはちょっぴり寂しいトコもあります。
でもこの作品を契機として、彼女にはもっとCDを出して欲しいと思います。ラリーウィリアムスもこの前JAZZの作品を出しましたが、そういうマーケティング戦略に敏感に反応した作品なんでしょうかねぇ。

☆写真を見ると彼女も老けましたねぇ(^ ^;)(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative             Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\2,614 1/26/2002 at ヴァージンメガストア