○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○その他 実は去年のうちにリリースされていたのですが、知らなくて最近入手したので紹介します。ステップス・アヘッドのピアニストでもあったウォーレン・バーンハートの新作です。 一言でいってしまえばオーソドックスなピアノ・トリオの4ビートものです。ベースはジェイ・アンダーソン、ドラムスは同じくステップスでも叩いていたピーター・アースキンとお馴染みのメンバーです。1曲目からいきなり「枯葉」が演奏され、スタイルはオーソドックスなのですが、ちゃんとウォーレン・バーンハートならではの色が感じられる演奏です。コンテンポラリーなんだけど、落着いて温かみのある音です。 あとの選曲はバーンハートとアースキンのオリジナルが各1曲づつで、残りはジョビン、バーンスタイン、モンクなどのカバーです。全て奇をてらわないベーシックなアレンジですがバーンハートならではの演奏になっていて、ゆったりと気持ちよく聞けるサウンドです。 DMPはCDの出始めのころから高音質を売りにしていたレーベルですが、このCDはDSDマスタリングした普通のCDとSACDステレオ・SACDマルチ・普通のステレオと3種類の音源がおさめられたハイブリッド盤の2種類がでています。アルバムタイトルのSo Realのとおりピアノトリオの息遣いまでが聞こえるようなリアルな雰囲気が再現されています。 あと同時に手に入れたのですが、バーンハートのピアノソロのアルバムが自宅録音の自主制作盤でスタンダード、オリジナル、クラシックと3枚リリースされています。この3枚はバーンハートのウェブサイトのみで入手可能なようです。
(橋 雅人)
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