Flora Purim「Sings Milton Nascimento」EFA (CD 06361-2) 2001 - U.K.   


Flora Purim(vocal), Luiz Avellar(Keyboards),Wildor Santiago(Sax,flute).Gary Brown(Bass),Jose Neto(Guitar),Giovanni Hidalgo(Percussion)
Special guest: George Duke
Jeff Cressman(Tb),John Worley Jr(Tp Flh),Bill Ortiz(Tp Flh),Marty Wehner(Tb),Maceo Magdatuyo(B-Sax).Norbert Stachet(T-Sax)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(■ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○ポップス、カントリー系


なにか、お久しぶりのプリムです(ですよね?)CDショップで見かけて【プリム、ナシメントを歌う】なんて....もう買うしかない。
リターン トゥー フォーエバーで一躍有名になり、その後アイアートの作品や、自らの作品で長いキャリアを持つ彼女ですが1枚のCDを一人の作曲家の作品にしぼった物は、恐らく初めてでしょう。それもミルトンですから特別です。

プリムが初めてミルトンと会ったのは1964年 ヴェロ・オリゾンチで。といいますから随分それから時間も流れているわけですね。その後プリムはRTFの成功があり、ミルトンはウエイン・ショーターとの出会いがあったわけです。そのあたりの逸話がCDのインナースリーブに書かれています。

マイルストーン時代などに代表される、時代を引っ張る勢いの作品ではありませんが、そこには愛唱歌集のような、リラックスした音風景があります。今回はアイアートをはじめ、ジョージ・デューク(昔から仲良いですね)ジョバンニ・イダルゴ等がゲストで演奏しています。内容は言うまでもなく ミルトンの曲ですので、楽しめます。

特に Nos Dois, Cravo e Canela, Nada sera como antes amanha(アジムスのカバーでもありますね)
などなど、斬新ではないですがMPBらしくないアレンジで、たんなる焼き直しでない新しい感覚で楽しめます。

落ち着いた演奏ながら、隠し味で今風のアレンジが生きる作品です。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005UEF8/qid=1015165622/sr=1-1/re f=sr_1_0_1/249-4770886-6054724 (ちっく)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay