Mongo Santamaria「Red Hot」Tappan Zee/ビクター (VICJ-60991) 1979/2002 - Japan   
Mongo Santamaria(perc), Michael Brecker(sax), Randy Brecker(tp), Gary King (bass), Eric Gale(g), Bob James(kb), Steve Gadd(drums), Barry Miles(kb), Jon Faddis(t)Mark Colby(sax)etc.

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(□ブラジル系  ■サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ディスコ・ファンク系


1978年録音のラテン・パーカッショニスト、モンゴ・サンタマリアのリーダーアルバムの紙ジャケ再発盤です。おそらく初CD化だと思います。

内容はラテンだぜ!ファンクだぜ!文句あるか!熱いぜ!!というようなストレートなアルバム。

怪しいお姉さんの合の手の声がパーカッションのイントロにのって1曲目のハービー・ハンコックの名曲「Water Melon Man」がスタートする。聞く者を力ずくで引っ張り込むようなラテンファンクだ。いきなりはいるジャミロクワイもびっくりのソウルトレインからまんま持ってきたような間奏も、ダサさとカッコよさの線上だし、マイケル・ブレッカーのソロは短いながらもぶっ飛んでるし、凄いです。

それにミディアムテンポのサルサの曲が続き、3曲目はまるで昔のムードラテン歌謡を騒がしくしたような曲。何かたまらないノリです。

そしてフルートがテーマをとりエリック・ゲイルの渋いカッティングがリズムを刻むスローテンポでちょっと一息つく。次の曲はちょっとフリージャズっぽいイントロから始まりマーク・コルビーのソプラノサックスが奏でるテーマをホーンセクションでどんどん盛り上げていく。(何かギターのカッティングとホーンセクションの絡みは「太陽にほえろ」のテーマを思わせたりもする。)
そして軽いラテンタッチの曲でいっきに最後までなだれ込むのだが、昔のLPの長さなので楽しんで聞いているうちに40分程度の演奏があっという間に感じる。

レア・グルーヴ系DJおにいさん達なんかにとってもおもしろいCDじゃないでしょうか?
(Tappan Zeeレーベルのアルバムがボブ・ジェームスなど多数再発されている紙ジャケ・シリーズなんですが、クレジットがLPサイズで書いてあった文字をそのままCDサイズに縮小して印刷してあるので無茶苦茶読みにくいです。) (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay