Tony Muschamp & The JJ Band「More Bass...Please」Wombat Records (7912) 2001 - U.S.A.     

Tony Muschamp(b) Frank Gambale(g) Bill Liesegang(g) Mike Sturgis(drs) Toby Baker(key) 
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 Tony Muschampというベーシストのソロです。フランク・ギャンバレ周辺のミュージシャンのようです。
フィンガーピッキング中心で、速いですねぇ。1曲目でベースソロが炸裂しておりますが、往年のスタンリークラークを連想するような速さでした。
硬質な音色で高音域を使ったベースでのソロやテーマを弾いたり、ハーモニーを出したりとベースを前面に出してはいますが、弾きすぎることもなくバランスが取れた音作りをしてます。
 一曲目が、デビュー当時のギャンバレのソロのようなハードなサウンドで全編、ギンギンのロック系のサウンドかな?と思いましたら、どちらかというと邦楽系のサウンドと言ってよいでしょう。つまり、分かり易いメロディアスな楽曲でテクニックをそれとなく前面に出しているサウンドです。最近、大人の雰囲気のギャンバレのギターもこの作品では以前のようなハードなイメージを出しており、彼の粘っこい息もつかせないソロをを楽しみたいという人にはピッタリのサウンドでしょう。
 硬派なサウンド一辺倒ではなく変化球もあるんですが、骨太いストレート系のサウンドを楽しみたいと思う人はいかがでしょう?

☆この人のように無名のミュージシャンの作品って最近少ないので嬉しいです(アスワン)
   
Slow                 Speedy
Light               Heavy
Mellow               Hard
Lyrical                 Cool
Melodious                 Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay
2,390 6/15/2002 新宿タワーレコード