Norman Brown「Just Chillin'」Warber Bros (9 47995-2)2002 - U.S.A.   
Norman Brown(g), Alex Al(bass), Lil' John Roberts(drums), Herman Jackson(kb), Lenny Castro(perc), Tony Maiden(g), Jerry Hey(f.horn), Larry Williams(sax), Bil Reichenbach(tb), Chante Moore(vocal), Rick Brown(tp), Phil Davis(kb), Michael Mcdonald(vocal), John Stoddart(drums), Mikki Howard(vocal), Ricky Peterson(kb), Paul Brown(prog), Debbie Nova(vocal) etc.

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ●ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●スムース系


スムース系を代表するギタリスト、ノーマン・ブラウンの最新作です。ジョージ・ベンソン系のスピード感溢れる軽快で流れるようなフレージングは相変わらず健在です。彼のギターはテクニック的にはかなり超絶なのですが、それをさらっとスムースに弾いているので、心地よく聞き流せてしまいます。

今回はヴォーカル入りが3曲ほど入っていて、いままでよりも歌が前にでているように感じます。またインスト物ですが、ジャネット・ジャクソンをカバーしています。以前のアルバム「After The Storm」でカバーしていた「That's The Way Love Goes」はスピーディーなギターがすごくカッコよくてその曲がFMから流れてくるのを聞いてノーマン・ブラウンが気に入ってしまったのですが、今回はジャネットのちょっと古めの「Control」に入っていた「Let's Wait Awhile」を若干テンポを落として弾いています。そう言えば小沼ようすけ君もジャネットの曲をカバーしてましたが、このあたりを意識してるのかな?

全体的にはフォープレイの新作を聞いて感じたのと同じ「スウィート目の味付け」のようなものを感じます。最近のスムース系のトレンドなのでしょうか。

驚きはあまりないんだけど、期待を裏切らない上質な音です。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay