Metro「Grapevine 」Hip Bop (HIBD 8028)2002 - U.S.A.   

Mitchel Foreman(key,vo)  Chuck Loeb(g)  Wolfgang Hafner(drs)  Mel Brown(b)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 今やベテランとなったミチェル・フォアマンとチェック・ローブ率いるメトロの新作です。このユニットは堅実にアルバム出しておりますね。
最近はスムース系のプロデューサーとして地位を占めているチャックローブですが、この作品ではスムース系以前のビル・エバンス(ts、ss)のグループ彼のギターを彷彿させるようなプレイを見せてくれます。
一曲目でキュイ〜ンとギターが吼えた時には、ドキッとしました。
サウンドは、メトロファンならいつものサウンドの延長線にあると言えばお分かりでしょう。
メトロをご存知ない方には、NY系のストレートなサウンド。ミッチェルフォアマンのエレピ&シンセとチェックローブのR&Bが少々入ったギターを中心に、都会的なFUSIONサウンドであり、楽曲においては超一流のセンスを持ち、メロディ・ハーモニー・アレンジを持つユニットです。
 当然、彼らのセンスの良さはこのアルバムでも発揮されており、2〜3回聴けばアルバムを飽きるというものではなく反対に聴けば聴くほど新しい発見をしていくような、スルメ味のサウンドです。
4曲目のミッチェル・フォアマンの作品で’Can You Hear Now?'では、ビル。エバンス(pf)を師と仰ぐ彼のロマンチックな面がよく出ている作品で、リリカルで可愛い美しいサウンドだと思います。
7曲目では最近のメトロにしては珍しく、スピードあふれるスリリングなサウンドでハードな路線のNY系ファンにとって好きなサウンドでしょう。
全体的に夜のNYをイメージさせるサウンドで最近の流行のサウンドもちょっぴりだけ取り入れた秀作だと思います。

脳味噌錯乱級!!買いっ! (アスワン)

   
Slow         Speedy
Light     Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious     Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay

¥2,390 8/31/2002 新宿タワー