Jimmy Haslip(b) Frits Landesbergen(vib) Jeroen De Rijk(per) Leonaldo Amuedo(g) Hans Eijkenaar(drs) Rob Van Kreeveld(key)
これは、ヴァージンレコードのJimmy Haslipのコーナーに面置きしてあったものです。でも彼の名義ではなく、「First Moves」というのがユニット名かどうかもイマイチよく分かりません。 録音は、2000年に行われたようで、リリース年度の記載がなく、イマイチ分からない作品です。 わけが分からないのは、メンバ-も然りで、J.Haslip以外の人は聞いたことのある名前ではありません。 しかしサウンドは、脳味噌錯乱級のものです。 全体を通してのサウンドは80年代のニューヨーク系のサウンドで、落ち着いた都会的なサウンドで各自のソロ回しが十分に味わえて、多重録音なしで一発録りのような雰囲気があります。 面白いのは、エっ!!というような曲が途中で入っていて、全体的に統一感がないようであるという訳の分からない点です。前述したNY系サウンドが中心ですが、JAZZのピアノトリオのような曲があったり、TOTOの「アフリカ」を女性ボーカルでやったり、エレピのソロだけの曲があったりと、バリエーションが多彩です。最初は、このレーベルのミュージシャンの寄せ集めかとおおいましたが、中ジャケで全員の録音風景の写真があったのでコンピ物ではないようです。さらに驚かせたのが、マイルスの「So What」です。これを16ビートでかっこいいアレンジで聴かせてくれます。この曲だけでもこの作品を購入する価値はあると思います。 でも残念なのは、海外のマイナーレーベルのようで見つかるかということです。もし見つけたら、買いっ!!です。 ☆脳味噌錯乱級!買いっ!!(アスワン)
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