Flora Purim「Everyday, Everynight」ビクターエンターテイメント (VICJ-61020)1978/2002 - Japan   
Flora Purim (vocal,perc), Airto Moreira(drums,perc), David Sanborn(sax), Michael Brecker(sax), Randy Brecker(tp), Jaco Pastorius(b), Lee Ritenour(g), Jay Graydon(g), Herbie Hancock(kb), George Duke(kb), David Foster(kb), Alphonso Johnson(b), Byron Miller(b), Harvey Mason(dr), Michel Colombier(kb, arrange), Raul De Souza(tb) etc.

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(■ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

リターン・トゥ・フォーエヴァーのカモメのヴォーカリストとして知られるフローラ・プリン(ライナーによると発音はプリムではなくプリンが正しいそうです。)の78年の作品で一旦CD化されたもののその後長い間入手困難だったアルバムです。

バックのメンバーが多彩かつ超豪華で、サウンドの基本はブラジル系フュージョン・ヴォーカルですが、バックのメンバーの組合わせによって、ミュージシャンの個性が垣間見え曲ごとのサウンドに彩りを与えています。

ダンサブルな1曲目に続く、サンバのリズムの「Samba Michel」は超強烈。そしてそれに続くバラードではプリンのヴォーカルとジャコ・パストリアスのフレットレス・ベースがテーマをユニゾンで奏でるのが何とも言えずよい。

豪華なゲスト陣の中でもジャコは一際目立っていて4曲に参加し、自分の曲の1曲提供している。

またマイケル・ブレッカーやサンボーンのソロも短いながらも素晴らしい。

この手の再発物はあまり再プレスは望めないので、気になったらとり合えずは買っておくというのが鉄則でしょう。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay