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川崎 燎「ミッシェル〜リラクシング・ギター・ソロ(E)」One Voice (VACV1042)2002 - Japan |
川崎 燎(acoustic guitar)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●なごみ系
ニューヨークとエストニアをまたにかけて活躍するギタリスト川崎 燎の新譜はアコースティック・ギター・ソロのアルバムとして登場しました。
選曲はロス・ロボス、ジョビン、ジプシー・キングスなどのスパニッシュ、ラテン系の曲、日本語タイトルにもなっているビートルズの曲、ロバータ・フラック(Killing Me Softly), スティービー・ワンダー(As), などのポップス系の曲、そしてなんと宇多田ヒカルの「Fisrt Love」などなど、非常に聞き易いリラックスした曲が並んでいます。
このアルバムの英題は「E」なのですが、「E」と聞くとEメールなどのEもしくは日本語で「いい」と連想してしまいます。ところがこの「E」は音名のEからきていて、ギターの1弦と6弦の開放弦の音を意味しているそうです。つまりは開放弦の音色をきれいに響かして聴かせるということで、アレンジはそれを前提にされているようです。
サウンドもその通りの、アコースティック・ギターの自然な音色を生かした心地よいものに仕上がっていますが、しっかりとギターのインプロビゼーションも聞けて、ただ聞き易いだけのアルバムにはなっていません。
ジャケットのみずみずしい緑の葉もなかなかよいです。
(橋 雅人)
今やアコースティック・ソロ作がひとつの"顔"ともなったギターリスト・川崎燎氏ですが、今作は
「Here, There And Everywhere」('92)、「My Reverie」('93)に続くアコースティック・ソロ第3弾ということになります。
全編無伴奏、ギター1本で「商品としての」アルバムを作ることは、そうそう出来るもんじゃないと思ってる間に、彼の場合既に3枚も出してしまいました。これは驚異的なことだと思います。それも一枚一枚にキャラクターの違いがあって、決してマンネリ化していないところがまた凄いです。
今作は「My Reverie」と同様、厳密にいえば全くのギター1本ではなく、曲により簡単なパーカッション、あるいはオーバーダビングによるバッキングギターが含まれますが、今回特にそのバッキングが多用されているかな、という気がしました。これは私見ではソロ部分をより集中して弾くために講じた措置ではないか、と思われますが、その分、今回のアドリブソロは充実しています。本人がライナーノーツの解説で語っているように、ラテンやスパニッシュを相当意識した内容でもあり、全体に"熱く"弾いている部分が目立ちますね。こういう"熱さ"は決してディストーションギンギンのロック奏法だけのものではないと気付かせてくれます。
タイトルこそ「リラクシング・ギター」などとつけられていますが、なかなかどうして、私は3作の内、今回が最もテンションの高い作品だと思いました。(もちろん、リラックスして聴くこともできます!)
○この作品は、40年に及ぶ彼のギター人生の、ひとつの到達点であるかと思われます。(セリエJ)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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