Valeria Oliveira「Canto Livre」VideoArts Music (VACM-1208) 2002 - Japan   
Valeria Oliveira(vo,gt), Marcos Suzano(per), Paulo Cesar Gomez(key), Carlos Malta(fl,pic), Robson Amaral(per,vioce), Kazuo Yoshida(ds), Saori sendoh(per), Kazuhiko Obata(gt), Masaki Saitoh(key) etc

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B         & nbsp;       ○ブラック系        ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(■ブラジル系  □サルサ系         □カリプソ系)
  ○ユーロ系           ○JAZZ系          ○JAZZと FUSIONの中間系
  ○ブルース系         ○ロック系      


昨年にワールドワイドデビューを果たして、日本でもうるさい人達にエリス・レジーナの再来とまで評価された ヴァレリア・オリベイラ待望の2枚目です。 プロデュースは前作同様、ジョイス、小野リサ、仙道さおり等の諸作を手がける吉田 和雄氏です。

新作は前作の延長上にある作品ですが、より一層 日本の?MPBファンを喜ばせる 内容に仕上がっており、 またクラブシーンでのブラジルへの注目度も加わって、音楽的にもかなり上質で変化 にとんだ作品になっています。

しかし最大の魅力は、もちろん、彼女のもつその歌声です。ややもすると技量で歌い 倒すことが、 歌のうまさと囚われがちですが、強く歌い、また力を抜いたときの声のキュートさ が、 そのまま彼女の性格を想い起こさせてくれるような、そんな歌い手なんだなあ。 とそんな所に魅力を感じてしまう私でありました。

ブラジル北東部の香りを漂わせながらも、お洒落なボッサもある。 色々な楽しみ方が、できそうなアルバムですよ。流して良し、聞き込んでも良し。

サポートミュージシャンも流石の品揃えで(失礼)マルコス・スザーノはじめブラジ ル、日本からのその筋の 凄腕勢ぞろい。演奏でもうるさいファンの期待に答える出来栄えです。 (ちっく)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay