Bob Mintzer「Bop Boy」Leafage Jazz/Pony Canyon (PCCY-30047)2002 - Japan   
Bob Mintzer(t.sax,bcl), Steve Kuhn(piano), Eddie Gomez(bass), Steve Gadd(drums)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他


最近はイエロージャケットのメンバーとして活躍するボブ・ミンツァーの最新作です。ビッグ・バンド以外のリーダー作としては98年の「Quality Time」以来でしょうか。

内容は意外なほどスタンダードなアコースティック・ジャズです。しかもガッド・ゴメスのリズムセクションをバックにしての演奏なので、かなり熱い演奏を予想していたら、それも1曲目のゆったりとした「Blue Bossa」で肩透かしをくらってしまいました。1曲目は特にですが、全体にゆったり目のオーソドックスな4ビートアレンジがされています。

ミンツァーのオリジナルも3曲はいっていて、うち1曲はイエロージャケットのレパートリーでHudson Projectでも取り上げられていた「Runferyerlife」です。
タイトル曲の「Bop Boy」は「Quality Time」でも演奏されていた曲ですが、よりオーソドックスなアレンジになっています。 またミンツァーがホーンアレンジを手がけていたジャコのビッグバンドのレパートリーだった「Invitation」も演奏されています。

個人的には同じ4ビートでも、このメンバーならもっとコンテンポラリーな演奏をしてくれたらなと思わせるアルバムです。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay