○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ●ワールド・ミュージック系 西アフリカのベニン出身のアンジェリク・キジョーの新譜です。フィリップ・セスの前作「Halfway 'Til Dawn」で印象的な声を聞かせてくれていた女性ヴォーカリストです。 前作「Oremi」はブランフォード・マルサリスやケニー・カークランドがゲストで参加し、かなりアフリカ色の強いワールド・ミュージックだったのですが、今度の作品は何故かビル・ラズウェルが絡んでいて、ひねりが強くなっているかと思ったら、意外にブラジリアン・ポップスのフレイバーが加わって、かなり聞きやすくなっています。 声の存在感は相変わらずで、独特のメロディーラインとともにクセになってしまいそうなサウンドです。個人的な好みで言うと同じアフリカ出身のリチャード・ボナより彼女の方が好きです。聞きやすいのでワールド・ミュージックの入門編としてもお勧めです。
(橋 雅人)
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