Azymuth「Aguia Nao Come Mosca」Warner Bros.(8S7389634-2)1977/2001 - Brasil-Reissue
  

  Jose Roberto Bertrami(teclados,vocal),Alexandre Malheiros(baixo,guitarro,vocal),
  Ivan Miguel(bateria,percussao,vocal),その他
 
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間  
  ○R&B                 ○ブラック系        ○歌物・NAC/AOR 系        
  ●ラテン系(■ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系    
  ○ブルース系         ○ロック系      

クロスオーバーイレブンのテーマ曲が収録され、鷲のジャケットが印象的なAzymuthの作品がCD化されました。'Fly Over The Horizon'と言う曲ですが、本盤では'Voo Sobre O Horizonte'となってました。ちょっと前までは大人しかったAzymuth関連ですが、最近はJoseが新譜を出したり、他にも再発されたりでやっと活気づいてきた感じですね。

実はAzymuthはほとんどまともに聞いたことが無かったのですが、さすがにブラジリアンFusionというトロピカルな演奏ですね。オリジナル以外にもミルトン・ナシメナトのTradeを取り上げたりしてます。それとアイアート・モレイラの名盤「Touching You...Touching Me」のToque De Cuicaも演奏されていて、ここではTamborim,Cuica,Ganza,Berimbauというタイトルになってたので最初はわかりませんでした。

面白いなと感じたのは最初の1,2曲は非常に洗練されていて、知らないでいるとアメリカ西海岸の音かな?と感じるのですが、聞き進むと次第にブラジル色が濃くなって行く感じです。例のテーマ曲でした知らなかったので、このバンドを特にブラジルFusionだなんて冠づけなくともと思ってましたが、アルバムをフルに聞くとなるほどなと分かりました

エレピがふんだんに使われたり、音的にはモロFusionの古き良き時代の音ではあります。でも、ここのところスムース系を良く聞いていた耳には、むしろ新鮮に感じます。
当然懐かしいと思われる方も一杯いらっしゃるでしょうね。

# さすが名盤・・・もう、ただただ黙って聞くのみです。(TKO)
 
 

   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow     Hard
Lyrical         Cool
Melodious         Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble       Interplay